費用(手数料)について
内容証明の送付や、訴訟の提起といった手続をする場合には、手数料がかかります。弁護士に依頼する場合は、手数料のほかにも弁護士費用がかかります。
内容証明郵便を出す場合の手数料は、概算で1500円前後です。
訴訟を提起する場合は、訴訟の手数料として印紙を訴状に貼付する必要があります。印紙の額は法律で定まっており、請求する額によって異なります。例えば、600万円を請求する場合の印紙の額は、3万4千円です。その他にも若干の郵券代がかかります。
内容証明の手数料
内容証明郵便を送付する場合、合計で1220円+2枚目以降250円の料金がかかります。内訳は以下のとおりです。
- 郵便料金
- 80円(25グラムまで)
- 書留料金
- 420円
- 配達証明料金
- 300円
- 内容証明料金
- 420円(1枚目)、2枚目以降1枚ごとに250円
なお、電子内容証明郵便サービスを用いると、若干手数料が安価になります。
印紙代
訴訟の提起をする場合、裁判所への手数料として決められた額の印紙を訴状に貼ります。詳細は、裁判所の手数料のページ等を参照されると良いかと思います。
以下は印紙代のおおざっぱな目安です。実際にはこれよりももっと細かく決まっていますので、かならず裁判所等にご確認下さい。
請求額 | 印紙代 | 請求額 | 印紙代 |
---|---|---|---|
50万円 | 5000円 | 1千万円 | 5万円 |
100万円 | 1万円 | 2千万円 | 8万円 |
200万円 | 1万5千円 | 3千万円 | 11万円 |
300万円 | 2万円 | 4千万円 | 14万円 |
400万円 | 2万5千円 | 5千万円 | 17万円 |
500万円 | 3万円 | 1億円 | 32万 |
手数料の計算には、以下のリンク先にある計算機を用いると便利ですのでご紹介いたします。
弁護士用訴状貼付印紙額計算機 (弁護士河原崎法律事務所)
(リンク先と当サイトは何ら関係がありません。リンク先に問い合わせをなさらないようお願いいたします。)
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